社会その11 旧国名①

旧国名・九州/沖縄編】

 

  1. 筑前(ちくぜん)…福岡県
  2. 筑後(ちくご)…福岡県
  3. 豊前(ぶぜん)…福岡県/大分県
  4. 豊後(ぶんご)…大分県
  5. 肥前(ひぜん)…佐賀県長崎県
  6. 肥後(ひご)…熊本県
  7. 日向(ひゅうが)…宮崎県
  8. 大隅おおすみ)…鹿児島県
  9. 薩摩(さつま)…鹿児島県
  10. 壱岐(いき)…長崎県
  11. 対馬(つしま)…長崎県
  12. 琉球’(りゅうきゅう)…沖縄県

 

令制国一覧 - Wikipedia より。

 

中学受験対策で旧国名の知識が必要か?と聞かれましたら、『受ける学校によります』としか言えないかも…。

旧国名を知っていたら楽に解けるかも?(知らなくても解ける)程度の問題もあれば、旧国名知らないと取っ掛かりがつかめない、という問題もあるので一概には言えないと思うのです。

が、知識があった方が楽だろうなということで、我が家では『旧国名カード』と『歴史カード』を作ってゲームしていました。

旧国名カード』は4cm×3cmにボール紙を切り、表に旧国名を書き、裏に読みと現在の都道府県を書いて作ります。

その中から何枚か取り出して机の上に並べて『あわ!えぞ!やましろ!』などと親が読んだカードを取る、というカルタ的な遊び、そして裏側を何枚か並べて子供が読みを頼りに旧国名を漢字で書くという過酷な(蝦夷とか讃岐とか飛騨とか)ゲームをしていました。

確かこれを六年の夏休みにやっていた記憶があります。

そんな時期にはもっとやらなきゃいけないことあるだろうに、とは思うのですが、ちょっとした気分転換として楽しんでいました(親は。子供はどうだったんだろう…)。

 

社会その10 政令指定都市

政令指定都市…人口50万以上の市のうちから政令で指定(2017年現在20市)

  1. 札幌市
  2. 仙台市
  3. 横浜市
  4. 川崎市
  5. 相模原市
  6. さいたま市
  7. 千葉市
  8. 新潟市
  9. 名古屋市
  10. 浜松市
  11. 静岡市
  12. 大阪市
  13. 堺市
  14. 神戸市
  15. 京都市
  16. 広島市
  17. 岡山市
  18. 福岡市
  19. 北九州市
  20. 熊本市

総務省|地方自治制度|地方公共団体の区分 より。

 

浜松静岡新潟岡山熊本あたりが苦手でした。なかなか出てこない。

子供達には『区を作ることができたり、自分達で決めてできる仕事が増えたりする』程度の説明で済ませていたような気がします。

『東京は特別なので政令指定都市には含まれません』

これもひっかかっていたようです。

 

 

 

社会その9 県庁所在地

  1. 北海道…札幌市
  2. 岩手県盛岡市
  3. 宮城県仙台市
  4. 茨城県水戸市
  5. 栃木県…宇都宮市
  6. 群馬県前橋市
  7. 埼玉県…さいたま市
  8. 東京都…新宿区
  9. 神奈川県…横浜市
  10. 石川県…金沢市
  11. 山梨県甲府市
  12. 愛知県…名古屋市
  13. 三重県…津市
  14. 滋賀県大津市
  15. 兵庫県…神戸市
  16. 島根県松江市
  17. 香川県高松市
  18. 愛媛県松山市
  19. 沖縄県那覇市

都道府県名と県庁所在地が異なるところ。

うちの下の子は、後半の「まつえたかまつまつやま」が超苦手で、小六になってからの模擬試験でも間違えて頭を抱えた覚えがあります。

先ほど聞いてみたら大丈夫そうでしたが、今度は「まえばしうつのみやつおおつ」がごちゃごちゃになっていました。

確かに混乱するけれども、せめて行ったことがある場所くらいは覚えていてほしい…。

 

 

 

 

社会その8 都道府県クイズ②

昨日のクイズ、子供達に出してみたところ妙な解答が。

 

「『山』がつく都道府県は?」

「山形、富山、山口、和歌山、岡山、山梨」

「はい正解」

「いや違う、広島、福島、島根も…」

「え?それは『島』では」

「『島』の中に『山』あるし!」

 

と言われました。

上の子、昔から漢字が苦手。字を書くのも苦手。本も読まない。

そして漢字の覚え方も妙。

パーツに分解して覚える。

たとえば『親』→『たちきみる』という具合。(立木見、だそうです)

それはそれでいいのかもしれませんが、分解したパーツを普通の文字と同じサイズで書いてしまうらしく、

「『森』なんてすごく大きくなる。木が三つだから」

字が下手な理由はそれなのか。

あと、意味のあるパーツに分解できない文字は覚えられないらしい。

なので『飛』は無理だそうです。分解できないから。

こう書いてみると不安が増幅。大丈夫なんだろうか。

でも、この子は対照的に数学が得意。

特に立体図形を回転させる問題を難なく解いていく。

3Dの物体が頭の中で自動的に回転してくれるらしい。

この子にとっては漢字も『物体』なのかもしれない。

なので『分解してそれを合体させる』という、一見奇妙にも思えることをやるのかなあ。

根本的に脳の作りが違うなあと思う瞬間です。

 

あと、「動物の名前がつく都道府県は?」との問に対しては「群馬は二匹」だそうです。

羊と馬とのこと。

 

 

 

 

社会その7 都道府県クイズ①

夏休みにはよく家族で旅行に行くのですが、時々車中ではクイズ大会が繰り広げられます。

主に社会が多いです。

こんな感じ。

  1. 「あ」で始まる都道府県は?
  2. 「お」で始まる都道府県は?
  3. 「と」で始まる都道府県は?
  4. 「山」がつく都道府県は?
  5. 「福」がつく都道府県は?
  6. 「島」がつく都道府県は?
  7. 漢字三文字の都道府県は?
  8. 読みが二文字の都道府県は?
  9. 都道府県を五十音順に並べよ。
  10. 都道府県を面積が大きい順に並べよ。
  11. 都道府県を面積が小さい順に並べよ。
  12. 長野県が接している県を全て答えよ。
  13. 海に面していない県は?
  14. 東海道新幹線が通る県を東京から順に並べよ。
  15. 動物の名前が入っている都道府県は?
  16. 都道府県の県庁所在地は?
  17. 「うどん県」「りんご県」「かつお県」「琵琶湖県」…それぞれどこか。

 

などなどなど、結構盛り上がります。

子供の知識が増えていくのは嬉しいのですが、親は加齢に伴い脳の回転数が減るのでついていけないこともしばしば。

「分かっているのに出てこない!あれだよ!あれ!ほらあれ!」、何度も経験しました。

負けると本当に悔しいんですよね~。

 

でもクイズにして楽しんでおくと、中学受験にはとても役に立つと思います。

私が面白いなあと思った問題は、古いですが平成20年の洛南高等学校付属中学の社会の問題。

都道府県の最初の一文字を取り出してそこから県名を組み立て、それぞれの特色について問われる…まるでパズルのような楽しさがあります。

でも、さすが偏差値が高い学校だけあって細かいところまで聞いてくるしとにかく問題量が多くて大変。

これを乗り越えて入学している子達は本当にすごいなあと思います。

 

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久々に見つけた見つけたこのパズル。

これはパズル苦手な子供も楽しんでいました。

とっつきやすいのかもしれない。

 

 

社会その6 日本地理

日本の地理はいつごろ覚えてたっけ?と子供達に聞いたところ、次のような返事でした。

 

日本の都道府県については小4くらいまで、

県庁所在地、政令指定都市については小5、

山脈、川などの地形については小5~小6

 

ああそういえばそんな感じだったなあと色々思い出しました。

幼稚園くらいから公文のパズルで遊んでいた!(←パズル得意な上の子)

都道府県覚えるのが苦手(地図が苦手?)で、苦労していた下の子は、

小5くらいになってからこのパズルで勉強していたなあ…などなど。

ピースも2~3個失くしたし(長崎県香川県!)中学受験が終わって捨ててしまったけれど、本当にこれにはお世話になりました。

あとトイレには公文の日本地図を貼り(今でもある。ちょっとバージョンアップせねば)、目に付くところに地図!これが結構効果的だったかもしれません。

 

 

さて、そんな子供たちですが、学校ではもうかなり難しい地理を勉強していて、これはセンター試験の問題解けるのでは?と思い立って地理Aを印刷してみました。

独立行政法人 大学入試センターでは過去三年分の問題を見ることができます。

地理Aは図表や統計の問題が多く、知識や暗記力に加え分析力なども必要だなと思いました。

しかし、全く歯が立たないわけでもなかったので機会を見てセンター問題を解いてみるのも楽しいかも。

志望校考えたら地理Bかと思うのですが、また色々調べてみることにします。

社会その5 ゆるキャラ

四谷大塚のサイトに過去問データベースというページがあり時々眺めているのですが、早稲田中学の2015年社会の過去問に「ゆるキャラ」が登場していました。

最近はゆるキャラも数が増えてどの地域のキャラか判別できないことも多いですが、上記の問題に出ていたのが「ふなっしー」「バリィさん」「かつお人間」などなど。

地域柄もあるので一概には言えませんが、ある程度知名度のあるゆるキャラを使って社会の問題を作るのも楽しそうですね。

ひこにゃん」「くまモン」「バリィさん」「ぐんまちゃん」で、

都道府県の面積・人口・主要な産業を表にして穴をあけて…とそういうのはどうかと子供達に聞いたところ「難易度高すぎ」と言われました。

確かに面積・人口ともに微妙かも。

このメンバーでは新幹線問題もできないですし、「メロン熊」を入れて飛行距離問題と絡めるのはどうだろう。

 

早稲田中学の問題は「そんな難しくない?」と思わせておいて時折ドキッとするような設問も織り交ぜられていて、油断していると思わぬ失点をしてしまいそうな良問。

でも、なんと言っても問題文や様式が非常にスマートでスタイリッシュ!

全体的に、余白とか、そういう部分が格好よい。

強フォント改行余白なし問題ぎゅうぎゅう詰めの社会テストは、見るだけで怖気づいてしまうのでとてもうらやましいなと思った次第です。

算数の問題も見ましたが、こちらも緩急のある問題構成で素直に解けそうな雰囲気。

なんだか関西の中学校とはちょっと違いますね。