社会その5 ゆるキャラ
四谷大塚のサイトに過去問データベースというページがあり時々眺めているのですが、早稲田中学の2015年社会の過去問に「ゆるキャラ」が登場していました。
最近はゆるキャラも数が増えてどの地域のキャラか判別できないことも多いですが、上記の問題に出ていたのが「ふなっしー」「バリィさん」「かつお人間」などなど。
地域柄もあるので一概には言えませんが、ある程度知名度のあるゆるキャラを使って社会の問題を作るのも楽しそうですね。
「ひこにゃん」「くまモン」「バリィさん」「ぐんまちゃん」で、
都道府県の面積・人口・主要な産業を表にして穴をあけて…とそういうのはどうかと子供達に聞いたところ「難易度高すぎ」と言われました。
確かに面積・人口ともに微妙かも。
このメンバーでは新幹線問題もできないですし、「メロン熊」を入れて飛行距離問題と絡めるのはどうだろう。
早稲田中学の問題は「そんな難しくない?」と思わせておいて時折ドキッとするような設問も織り交ぜられていて、油断していると思わぬ失点をしてしまいそうな良問。
でも、なんと言っても問題文や様式が非常にスマートでスタイリッシュ!
全体的に、余白とか、そういう部分が格好よい。
強フォント改行余白なし問題ぎゅうぎゅう詰めの社会テストは、見るだけで怖気づいてしまうのでとてもうらやましいなと思った次第です。
算数の問題も見ましたが、こちらも緩急のある問題構成で素直に解けそうな雰囲気。
なんだか関西の中学校とはちょっと違いますね。